ノルウェーから初来日
SKAIDI (スカイディ) はジャズ・ベーシストの Steinar Raknes (スタイナー・ラクネス)とヨイク(北欧少数民族サーミの歌唱)歌手 Inga Juuso (インガ・ユーソ)のデュオだ。過去10年にわたり、様々な形態でコラボレーションしてきたスタイナーとインガだが、このユニットでは、ダブル・ベースのみという最小限の楽器構成に、極めて民族的な歌唱法を自在に展開することにより、「どこにもない音楽を創造する」と いう最大限の効果をもたらしている。どこか荒削りだが、人間性の真っ只中に焦点を当てるような、デジタル時代に警鐘を与える音楽だ。二人のバックグラウンドにしているジャズとヨイクの伝統を超えた新たな音楽表現を見出した。

インガ・ユーソは、飾ることのない、直接的な存在感と深く響く声によって知られる、 スカンジナヴィアの第一線級ヨイク歌手だ。もともと伝統的歌唱を学び、今や世界中から呼び声がかかる彼女は、ノルウェー北部のトロムス地方で活動している。現在、ヨイク歌手としてフルタイムで活躍しているが、経験を積んだ女優でもある。「ヨイクは山頂や変わった場所でのみ歌うものではない」とインガは考えていて、これまでに他の音楽ジャンルと実験的にかかわることにより、サーミの音楽を新たに作りかえることを一生懸命模索してきた。
スタイナー・ラクネスはノルウェーで最も進んだジャズ・ベーシストであり作曲家だ。 恐れることを知らない、爆発的な演奏スタイルによって、伝説的ベーシストのチャールズ・ミンガスともしばしば比べられる。これまで、ジャズ・トリオのUrban
Connection(アーバン・コネクション)での演奏、チック・コリア、マイケル・ブレッカー、スティーヴ・グロスマンやペール・ヨハンソンとのコラボレーションでも知られている。2001年にノルウェー科学技術大学で音楽修士となった後、The Core
(ザ・コア)、The Ola Kvernberg Trio (ザ・オーラ・クヴェルンベルグ・トリオ)、Kirsti Huke Quartet (クリスティ・フーケ・カルテット)など多くのバンドやユニットで活躍している。 |